ニコマコス〜生涯と功績を解説!ニコマコスの定理はΣの公式?【数学史8−4】

当ページのリンクには広告が含まれています。
ニコマコス アイキャッチ

 ゲラサのニコマコスは、古代ギリシャの数学者であり哲学者で、数論や音楽理論における重要な業績を残しました。

 特に、彼の「ニコマコスの定理」は、整数に関する初期の美しい公式として知られています。

 この記事では、ニコマコスの生涯と功績、特にニコマコスの定理についてを、数学史ライターで現役教員のFukusukeが中学生・高校生レベルで解説

 ニコマコスの定理は、現在の$~\sum~$で考えると当たり前の定理でした!

この記事で主に扱っている時代と場所
時代60年頃〜120年頃
場所不明
この記事を読んでわかること

ニコマコスの生涯

 ニコマコス(Nicomachus , 60年頃〜120年頃)は100年頃のローマ帝国で活躍した数学者・哲学者です。

二コマコス
(出典:AnonymousUnknown author, Public domain, via Wikimedia Commons)

二コマコスの年譜

二コマコスの年譜
60年頃

ゲラサで生まれる

ローマ帝国シリア属州のゲラサ(現:ヨルダンのジャラシュ)に生まれる。

100年頃

『算術入門』を執筆する

新ピタゴラス派として、数論を哲学的視点から扱った。二コマコスの定理はここで紹介されている。

120年頃

死亡する

活動場所

 ニコマコスはゲラサ(現∶ヨルダンのジャラシュ)で誕生しました。

 その後の活動場所は明らかでないものの、新ピタゴラス派の中心地かつ学問の中心地であるアレクサンドリアにゆかりがあったと考えられています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


この記事を読んでわかること