パップス〜生涯と功績を解説!パップスの定理を4種類紹介!【数学史8−7】

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パップス アイキャッチ

 古代ギリシャ幾何学の集大成者として知られているパップス(パッポス)。

 特に『数学集成』において多くの定理を記述し、後世の数学に大きな影響を与えました。

 パップスの業績は、ユークリッドやアポロニウスの成果を継承しつつ、新たな視点を加えることで、数学の発展に寄与したことにあります。

 この記事では、数学者パップスの生涯と功績を数学史ライターFukusukeが解説します!

この記事で主に扱っている時代と場所
時代4世紀前半(約320年頃)
場所エジプト・アレクサンドリア
この記事を読んでわかること

パップスの生涯

 パップス(Pappus、260年頃~4世紀中頃)は、アレクサンドリアで研究した数学者です。
 その発音から「パッポス」と呼ばれることもあります。

パップス(イメージ)

 彼の正確な生没年は不明ですが、4世紀前半に活躍したとされています。

 彼の著作『数学集成』は、その名の通り古代ギリシャ数学の知識を集大成したものであり、後の数学者たちに大きな影響を与えました。

パップスの年譜

パップスの年譜
年代出来事補足
260年頃パップス誕生正確な生年、出生地は不明。
320年頃『数学集成』を執筆古代ギリシャ数学の集大成として知られる。
不明アレクサンドリアで教育活動数学の教育と研究に従事
4世紀中頃パップス死亡最期を迎えた地は不明。

パップスの活動場所

 パップスは、エジプトのアレクサンドリアで活動しました。

 アレクサンドリアは、プトレマイオス朝時代に建設された都市であり、学問の中心地として知られ、アレクサンドリア図書館などが存在しました。

 この都市で、パップスは数学の研究と教育に従事し、多くの成果を残しました。

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