ブラーマグプタの生涯と功績を解説!数字の0を計算に適用!【数学史9-2】

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ブラーマグプタ アイキャッチ

 中世インドのブラーマグプタ(ブラフマグプタ)は、著書『ブラーフマスプタシッダーンタ』初めて$~0~$を数として扱った数学者です。

 ブラーマグプタによって、位取りにおいて空位を表す”記号”として使われていた$~0~$に計算ルールを与え、$~1~$から$~9~$までの数字と同様に扱えるようになりました。

 また、ブラーマグプタは「ブラーマグプタの公式」を発見したり、二次方程式の解法を一般化したりしています。

 そんなブラーマグプタの生涯と功績を、数学史の先生Fukusukeがわかりやすく解説!

 現在の我々が$~3+0=3~$のような計算を当たり前にできるのは、ブラーマグプタのおかげなんです!

この記事を書いた人

Fukusuke(ふくすけ)
数学史の先生

  1. 現役の中学・高校数学教員
  2. 重刷、ブログ累計200万PV達成
  3. 行間がなくなるほど丁寧な式変形で執筆中
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この記事を読んでわかること

ブラーマグプタの生涯

 ブラーマグプタ(Brahmagupta , 598年〜668年頃)は、7世紀のインドで活躍した天文学者および数学者です。 

 

ブラフマグプタ
ブラーマグプタ
(出典:https://mathshistory.st-andrews.ac.uk/Biographies/Brahmagupta/pictdisplay/

 彼の生涯の詳細は多くが謎に包まれていますが、その功績は後世に大きな影響を与えました。

ブラーマグプタの年譜

ブラーマグプタの年譜
年代出来事補足
598年インド北西部のムルタンで生まれるブラーマグプタの誕生地は諸説あり、ムルタンまたはビンマルという説が濃厚。
628年『ブラーフマスプタシッダーンタ』を書くこの著書の中で、0を数字として扱い、計算に適用させた。また、ブラーマグプタの公式も掲載されている。
665年『カンダ・カーディヤカ』を書く実用的な天文計算書を執筆。彼の研究が晩年まで続いていたことがわかる書。
668年頃亡くなる正確な没年は不明

ブラーマグプタの活動場所

 当時のインドは、北インドを統一したハルシャ・ヴァルダナ王の治世下(ヴァルダナ朝)にありました。

 詳しい記録は残っていませんが、ブラーマグプタはインド北西部からインド中央部で活躍していたと伝わっています。

 ブラーマグプタの誕生地として名前が挙がるのは、インド北西部のムルタン(現在のパキスタン)またはビンマル(現在のインド)。

 その後、インドの学問の中心地の一つであった中央部のウッジャインに移り住み、そこにあった天文台の所長を務めていたと記録されています。

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