式と計算– tag –
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【数学史6ー9】ヒッパソス~無理数の存在を証明したら殺された数学者~
分数で表せない無理数。世の中の数はすべて有理数であることを主張していたピタゴラス教団において、同教徒であるヒッパソスが証明した無理数の存在は脅威となりました。この記事では、ヒッパソスがどのように証明を見つけ、その後どんな悲運な末路を送ったのかを解説します。 -
【証明あり】単位分数分解のやり方を解説!単位分数の和は無限通りに表せる!
分数を単位分数の和で表す「単位分数分解」。実は、単位分数分解は機械的かつ無限通りに行うことができます。この記事では、分解の方法を2種類解説するだけでなく、どんな分数でも無限通りに単位分数分解できる理由をしっかりと証明。例をたくさん使っているため、理解しやすい記事となっています。 -
【教員向け】数学の授業で使える小ネタ集2(中1「文字と式」)
数学の授業に悩んでいる教員必見!授業準備に十分な時間がとれなくても、数学の小ネタを授業の中で入れることで、生徒が面白いと思える授業にしていくことができます。この記事では、中学数学の2つめの単元である「文字と式」に絡めた数学小ネタを紹介!生徒の笑いや「へぇ」を導き出す小ネタを仕入れて授業に臨みましょう! -
【教員向け】数学の授業で使える小ネタ集1(中1「正負の数」)
数学の授業に悩んでいる教員必見!授業準備に十分な時間がとれなくても、数学の小ネタを授業の中で入れることで、生徒が面白いと思える授業にしていくことができます。この記事では、中学数学の最初の単元である「正負の数」に絡めた数学小ネタを紹介!生徒の笑いや「へぇ」を導き出す小ネタを仕入れて授業に臨みましょう! -
【数学史2-6】リンド・パピルスの有名問題を解説!方程式は仮置法で解ける!
古代エジプトの数学を知る上で、欠かせない資料が『リンド・パピルス』。「アハ問題」と呼ばれる方程式の問題やピラミッドの勾配の問題、等比数列の和の問題など、様々な分野の問題を扱っています。この記事では、その中でも有名な3つの問題を解説。今の数学でも使われたり、英語圏の童謡になっていたりと、現代にあらゆる形で残っています。 -
【数学史5-8】『九章算術』に残る特殊な二次方程式!図形を使った解法を解説!
紀元前2世紀頃にでき、中国数学を体系立てた数学書である『九章算術』。その9章は、三平方の定理に関するに問題が載っており、それらを解く上で二次方程式の解法についても扱われていました。この記事では、「帯従開平」と呼ばれる解の公式を原理とする解法について、3世紀の数学者である劉徽が加えた注釈を基に解説します。 -
【数学史5-6】平方根は有限のみ対応!『九章算術』の開平法とは?
紀元前2世紀頃にでき、中国数学を体系立てた数学書である『九章算術』。その4章は、正方形の面積から一辺の長さを求める問題が載っており、図形を用いた開平算の方法が扱われていました。この記事では、その平方根を求める方法を中心に、4章「少広」の様々な問題について解説します。 -
【数学史5-4】『九章算術』の連立方程式は歴史的にも高レベル!行列を使った解法を解説!
紀元前2世紀頃にでき、中国数学を体系立てた数学書である『九章算術』。その7,8章には、連立方程式の解法が載っており、解を仮定する「盈不足」と、行列の掃き出し法のもとになった「方程術」の2つが扱われていました。この記事では、それらの解き方を解説すると共に、『九章算術』に載っていた負の数の概念についても紹介します。 -
【数学史3-8】バビロニアでは平方根の研究も?粘土板に残された√2の値とは?
三平方の定理や二次方程式を扱っていたバビロニア。当然必要となるのは平方根の知識であり、バビロニアの粘土板YBC7289から、√2の近似値が1.41421296 と求まっていたことがわかっています。ここまで緻密な値を求めるにあたって、利用されたのは相加相乗平均の考え方。その驚きの求め方をこの記事では解説します。 -
【数学史3-4】バビロニアの計算方法は?表を見るだけでかけ算とわり算ができる!
60進法が使われたバビロニアにおいて、かけ算やわり算は「数表」という道具を使って計算しています。かけ算では「積表」を使って調べるだけ、わり算では「逆数表」と「積表」を併用することで答えを出していました。この記事では、その数表の中身や使い方を解説。当時のバビロニア人がわり算で計算ミスをしまくっていた理由もわかります。